
ホントに助かる

いえいえ、こちらこそ
夫婦ふたり暮らしにとって、家事の分担はトラブルになりやすい問題のひとつです。
「夫がもっと家事に協力的なら、、、」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は私が家事に目覚めたきっかけとなった妻の一言をご紹介します。
夫が家事に目覚めた妻の一言は?
「私より上手!」
ある日、妻に言われたのは「私よりも上手」の一言でした。
このたった一言で「じゃあ、次からもやろうかな、、、」と思い、今では妻と分担しながら家事をしています。
ぜひ「私より上手!」を試してみてください。

「私より上手!」が効果的なワケ
「私より上手!」の一言が効果的な理由についてもご紹介します。
男性は『〇〇より優れている』が好き
男性は「〇〇より優れている」と比べられ、勝つことに快感を覚える人が多いようです。
私もそのひとりだったせいか、普段家事をしてくれていた妻に『上手』と褒められたことが、自分でも驚くほど嬉しかったです。
どうして男性は”勝つ”ことが大事?
- 幼少期から「男性=勝つべき」と教育されている
- 仕事でも『出世の早さ・営業成績の良さ=優秀』という意識が根強い
- 年収なども比較されやすい
男性は、幼い頃から『勝つことが良い』と教育されていることが多く、性格的にも誰かに勝つことが心地よく感じる脳をしていると言われています。
ギャンブル好きに男性が多いのも、賭けに”勝つ”ことに快感を覚えている側面があるのかもしれません。

それが例え家事であっても「妻よりも上手」というのは夫にとって心地よい評価なのです。
逆に、男性は『負ける』が苦手
男性は『勝つ』ことが好きな一方で『負ける』ことはとても苦手です。
例えば、こんな発言をしたことはないでしょうか?
- このお皿、まだ汚れが残ってるけど?
- どうしてゴミの分別も覚えられないの?
- 私がやった方が早い。
軽い気持ちの注意も夫の視点では『負けた』、つまりプライドが傷ついてしまうことがあります。
こうなると、夫の選択肢は『より頑張る』 or『もうやらない』の2択になります。
もし『2度とやらない』とヘソを曲げてしまえば、休日はダラダラ過ごすだけの夫が仕上がります。
もし家事がイマイチでも「私より上手」と一旦褒めておけば、へそを曲げるようなことはありません。
些細なことから始めよう
まずは続けることから
「私よりも上手」と褒めれば、夫は家事に取り組むと紹介しましたが、そもそも家事をしなければ褒める機会がありません。
⇨ 些細なことでも褒める
妻からしたら家事とはいえないことでも、夫からしたら家事というものもあります。
- 食器を片付ける、水に浸す。
- トイレットペーパー、ティッシュを交換する。
- 食後に机を拭く。
本当に些細な家事ですが、それゆえに何気なく実行している夫も多いはず。
家事をすれば褒められることを覚えれば、次第に、『風呂掃除』や『トイレ掃除』といった家事をしてくれる可能性が高まります。
面倒かもしれませんが未来への投資と考え『私より上手』、『私は気が付かなった』、『私より早い』と伝えてみてください。もし想像以上に喜ぶ夫が見られれば、期待できます。
夫の家事を改善したい時は?
夫が家事をするようになったけど、ここは直してほしいということもあることでしょう。
そんな時は『私より上手』に一言加えてみてください。
- 『私も苦手』
- 『〇〇なら、お店みたい』
もし家事の物足りないところを指摘したい場合、直接言うと『ムスッ』としてしまうタイプの夫がいるかもしれません。
理由はプライドが傷つくから
「私も苦手」と指摘ではなく同調すると効果的かもしれません。
また負けても仕方がないプロである「お店みたい」と高めの理想を伝えてみるのも効果的なことがあります。
改善してほしい点…例えば『洗濯物の畳み方』を直して欲しい場合は、
- 端と端が揃ってたら、お店みたい
- ロゴが見えるようにしてあるのって、お店っぽい
- タオルのタグが見えないようにするのって、お店しかやらない
といった感じで、お店と比較して夫の家事の劣っている箇所を伝えてみてください。
夫が家事に慣れてきたら、素直に伝えてみると、直してくれるようになることでしょう。
実際に嬉しかった妻の他の言葉は?
せっかく夫が家事をするようになっても、それを継続できなければ何の意味もありません。そこで、夫が家事を継続したくなるテクニックも併せて紹介します。
- 他の家庭の夫と比べる。
- 実家で「家事をしてくれる」話をする。
妻が、友人と話すときにうちの夫は家事をしてくれる、と自慢できた話をされたときに、もっと頑張ろうと思えました。
また妻の実家で、お義母さんに家事をしている私のことを話す姿も照れくさいながらも続けようと思った出来事でした。
まとめ
「私より上手」の一言が夫が家事をしてくれるきっかけになったことをお話しました。
もちろん夫側の性格によっては効果がないかもしれませんが、言うだけなら特に大きな損もないため試してみてはいかがでしょうか?
「私より上手」と褒められて喜ぶ夫の姿も可愛らしくみえるかもしれません。
コメント