【気になる疑問】子どもを望まない選択をした夫婦の事情【子なし夫婦】

皆様、こんにちは

『ふたり暮らしコミュニティ』管理人かつ、子なし夫婦、ダンナ担当の”あおぱか”です。

今回は…

どうして『子なし夫婦』なの?

あおぱか、こと私は子供を望まない選択をした夫婦の夫です。

世間では『DINKS』なんて言われている関係です。

DINKS(ディンクス):「Double Income(共働き)No Kids(子どもを持たない)」夫婦

「結婚したら普通は子供を作るでしょ?」

「どうして子なし夫婦なの?」

「子供がいると楽しいよ?」

そんな意見がある中で私達がどうして子なし夫婦を選んだのか。

今回はその理由について書きたいと思います。

、、、とは言いつつも、当然ながらすべての夫婦が全員、同じ関係性とはいきません。

夫婦それぞれにそれぞれの事情や生き方、考え方があるはずです。

今回、紹介させて頂くのはあくまで私達のケースです。

私達の選択を不快に思われる方や、私達にとっての最適な答えが皆様の最適とはいきません。

「それでもいいよ」という方に続きを読んで頂けたらと思います。

目次

結婚当初 『普通の家族』

実は、、、

私も妻も最初から子供がいない生活を望んでいたわけではありませんでした。

なんだったら『子供は絶対に2人』と決めていたくらいです。

夫婦2人。そして、子供2人。

できれば最初は女の子、2人目は男の子…そんな普通の家族がいい、なんて考えていました。

3年間は子供を作らない

ただ、世間と少しズレていたかもしれないことは『結婚してから3年間は子供を作らない』と二人で決めたことです。

妻とは大学時代からの付き合いです。

しかし、就職先の都合などで卒業してしばらくは遠距離恋愛でした。

結果、月に1度会うか会わないかという関係を3年ほど続けた末の結婚です。

遠距離恋愛だった二人が結婚生活上手くやっていける?

二人の答えは揃って『NO!』

さらに子供がいたら『ゼッタイに無理!』

お互いの心配性な性分が働き、こうして私達は『3年間限定の子なし夫婦』となりました。

約束の3年後『普通の家族になろう』

結論からいってしまうと、この3年間限定の『子供がいない関係』が私達に合っていた

それが今も二人きりで暮らしている理由です。

予想通り、共同生活を始めてみれば生活リズムの違いや食の好み、その他もろもろが原因で喧嘩をめっちゃくちゃしました。

離婚の2文字が頭を過ったことも1度や2度じゃありません。マジで。

ただ、その都度に話し合ってルールを決め、譲れるところは譲り、譲れないことはお互いに尊重する。

一緒に美味しいものを食べたり、旅行に行ったりと、楽しいことや驚くような体験がたくさんの結婚生活でした。

「このままずっと子供はいなくてもいっか」

あまりにも楽しい新婚生活だったので、このまま子供はいなくてもいいんじゃないか、と考えるように。

せっかく築いた二人の関係を今度は子供に合わせて一から作り直すことに抵抗もありました。

ですが、子供がいる生活への憧れや、約束の3年が経ったこと、なにより”普通の家族”には子供がいるのが当たり前…。

話し合った結果、そんな『普通の家族』になることに決めました。

数年後『なかなか子供ができない』

「私、子供できないかもしれない…」

妊活を始めて1年、2年…子供がなかなかできずにイライラ、鬱々とした日々が続いていた時、

婦人科の診察から帰って来た妻の一言でした。

『……ちなみにデザートは召し上がる?』

妻に呼び出された場所は喫茶店でした☕

期間限定のパフェがとても美味しそうだったのです。ええ。

和栗とりんごのパフェ。紅茶アイスを添えて。

「食べるけど!」と答えた妻も流石です(笑)

冗談はさておき、妻の「子供ができないかもしれない」という告白に対してパフェをつつきつつ、質問タイムです。

  • 病気なのか。それは命に関わるのかどうか。
  • 今後、治療が必要かどうか。
  • 絶対に子供ができないのか。

答えはどれも『NO』。

命に関わるような病気ではなく、あくまでも子供ができにくい体質だろうという診断です。

治療の必要性も今のところはない、とのこと。

その答えにホッと一息。気づけば乾いていた口に紅茶が大変、美味しかったです。

しかし、そうなるとどうしても決めなくてはいけないことがあります。

この先も妊活を…『不妊治療』をするかどうか、です。

運命の分岐点『不妊治療』

「子供ができないかもしれない」と分かったものの、『絶対に子供ができない』と言われた訳でありません。

しかし、これまでの妊活が功を奏さなかったことを考えると、自然妊娠は茨の道のようです。

私自身の検査はしておらず、妻から『夫も検査してみる?』といった話もありましたが、結局のところ医療的な妊活、、、『不妊治療』に頼らないと子供を授かれそうもありません。

二人で不妊治療をしてくれる病院を探します。

費用、立地、実績、通院日数、、、

そして「ここにしようか」と決めた病院のホームページに公開されている「不妊治療を望む夫婦の方へ」という動画を、慣れないお酒を用意して二人で観ることに。

「どんなに苦労してでも子供が欲しい夫婦様以外に不妊治療はオススメしません」

『…いや!無理なんだけど!』

動画を開始して早々に出てきた脅すような注意に二人の口から出た言葉です。お酒を口につける暇もなかったです。

こうして、私達は『子供を望まない夫婦』になることにしました。

終わりに、、、

振り返ってみると私達は最初から『子供が欲しい』という欲求が薄かったように思います。

子供が欲しかった理由は、結婚すれば子供がいるのが当たり前と思っていただけ。

”子供がいたら” 

そんな人生を妄想することもありますが、結局のところ妄想止まりなのですから、夫婦二人の生活が気に入っているのでしょう。

残念ながらそんな私達は『不妊治療』のデメリットばかりが気になってしまい、どうしても前向きにはなれませんでした。

  • 妻の心身への負担が大きい
  • 多額の費用が必要
  • 『不妊治療』優先の生活
  • 子供を授かれるとは限らない

子供が欲しくて堪らないのに、病気や体質、お互いの価値観の違いなどで子供を諦めなくてはならない。

そんな夫婦の方々からすれば、子供を授かれるチャンスを前に回れ右っ!した私達は勿体ない選択をしたように見えるかもしれません。

  • 「子供は可愛いし、楽しいよ?」
  • 「いつか子供が欲しいときに、どうするの?」
  • 「老後の面倒は誰が見るの?」

こんな疑問を投げかけられることもありますが、

  • 子供がいたら難しい、若いうちにしかできない体験。
  • 養育・教育費分を貯蓄し、資産運用で早期退職 ⇛ 悠々自適に過ごす。
  • 少子高齢化が深刻化する十数年後に子供が親の面倒を見る余裕があるのか。

子供がいないからこそ、できることや目指せる未来もあるかなと今は考えるように。

加えて、先行き不安な社会の中で早めに準備できることも子供がいない夫婦の最大のメリットといえます。

当ブログでは、子供がいない夫婦の生活、またこれからの事について掲載しております。

他の記事についても、気になることや質問などありましたら『お問い合わせ』から連絡いただける幸いです。

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