老後のお金の不安がなくなる目標貯金額は『5,000万円』
⇨ 60歳までに資産を約5,000万円貯めたい!!
今回は、60歳以降にお金の不安をなくすために、子なし夫婦の夫である私が老後資金5,000万円を目標にしている理由を解説していきます。

5,000万円で、どうして不安がなくなる??
- 60歳以降は『働かない』or『好きな仕事』で生活できる
- 万が一、年金がもらえなくても暮らせていける。
お金に困らない暮らしとは?
お金に困らない老後資金と聞くと、「え?5,000万円!?2,000万円あれば充分なんじゃ?」と思う方が多いかも、、、そのワケは話題になった『老後2000万円問題』
あくまでも2,000万円は生活できるお金、、、不安がなくなるためには『ゆとりある老後』である必要があります。
”ゆとり”の感じ方は人それぞれですが『平均的な生活費+10万円』あれば、好きなものを食べたり、旅行に行ったりできそうです。
そこで、今回は月40万円の老後生活、、、つまり総額1億9,200万円をイメージしています。
【老後】・【夫婦】・【生活費】で検索すると、老後生活費はおよそ『20〜30万円』
理想の豊かな老後の貯金額を一緒にみてみましょう
理想パターン:60歳以降は『働かずに』暮らす
もし60歳〜100歳の間に月40万円の生活をするなら1億9,200万円(月40万円×12ヶ月×40年)必要です。

1億、、、9,200万円、、、想像もできない
約2億円のお金は途方もない額です。もし貯金が5,000万円あっても不安になってしまいます。
ですが、実際は60歳で5,000万円あれば(ギリギリ)足ります。
60歳以降に働かなくても、
- 夫婦共働きの年金は約25〜30万円/月
- 5,000万円=10万円/月 × 約41年7ヶ月
- 退職金:2,037万円
⇨ 年金+貯金+退職金で、月35〜40万円の暮らしを約40年以上続けられる!!
年金受給する年齢を65歳▶70歳・75歳に遅らせれば、さらに安心
共働き夫婦なら、ふたりで年金を約25万円〜30万円を受け取ることができます。
5,000万円の貯金があれば、毎月10万円ずつ使っても単純に41年7ヶ月、、、つまり生活費+月10万円を約40年続けることができます。
60歳〜65歳の間はどうするの??
- 退職金で暮らす。
- 年金の受給を70歳まで遅らせる。
ただこの場合、60歳〜65歳の年金を受け取るまでの5年間は「退職金」または「年金受給を遅らせる」といった対策が必要です。
令和5年の退職金の平均額は『2,037万円』です。(出典:令和5年就労条件総合調査)
夫婦ふたり分の退職金があれば、年金がもらえない期間も安心です。
また、年金を受け取る年齢を65歳から70歳に遅らせれば、月35万円▶月42.6万円の年金を受け取ることができます。
内容 | 65歳〜100歳で受給 | 70歳〜100歳で受給 | 75歳〜100歳で受給 |
---|---|---|---|
月額 | 25万円〜35万円 | 35.5万円〜42.6万円 | 46万円〜55.2万円 |
総額 | 1億500万円〜1億2,600万円 | 1億2,780万円〜1億5,336万円 | 1億3,800万円〜1億6,560万円 |
差額 | +2,280万円〜2,736万円 | +3,300万円〜3,960万円 |
60〜69歳までは貯めた5000万円(月41.7万円)を切り崩しながら、生活します。
結論、60歳までに5,000万円あれば、100歳まで働かずに月40万円で暮らすことができます。
現実パターン:60歳以降は好きな仕事をして暮らす
『年金はもらえる?』『退職金はもらえる?』
▶ 月10〜20万円、好きな仕事でゆったり稼いで対策
5,000万円あっても、ゆとりを持って生活するには『年金』や『退職金』といった要素が必要ですが、「そもそももらえる?」と不安になるのは私だけではないはず。
そんな方は『5,000万円+好きな仕事』をしながらのんびり暮らすことが現実的かも。
必要額:1億9,200万円(約40年×月40万円)
収入①『年金』:65歳〜100歳までに1億500万円〜1億2,600万円
(厚労省:『公的年金シュミレーター』で試算)
収入②『給料』:60歳〜75歳まで月10〜20万円=1,800万円〜3,600万円
合計:1億7,300万円〜2億1,200万円
もし、5,000万円+好きな仕事で10〜20万円/月の収入があれば、退職金や年金受給の年齢を考えなくても、月40万円の生活を送ることができそうです。
好きな仕事を見つける必要がある
- 今の仕事をパートで続ける
- 趣味で稼げるように
退職後は、慣れた今の仕事をパートなど続けることを考えています。
ただ、せっかく退職後に時間があるなら、趣味で楽しく稼ぎながら暮らしたいです。
最悪パターン:年金も退職金ももらえない、、、
全部、理想の話だよね?

退職金があれば大丈夫!とは言っても、もし自分が60歳になったとき退職金どころか年金ももらえないとしたたら、、、諦める!
「年金や退職金がもらえないかも、、、」といった不安をよく耳にしますが、年金も退職金も、老後の生活保証が目的ですが、社会的に必要な側面があります。
もし年金がもらえずに生活がままならない老人が増加すれば、ホームレスや犯罪率の増加が懸念されます。また、退職金を払えない企業は、ブラック企業?と人材確保がしにくい可能性もあります。
もし年金・退職金がもらえないとしたら、、、街中に生活がままならない老人であふれる可能性があります。
残念ながら、そんな状況では5,000万円あっても『ゆとりのある生活』は難しそうですが、その貯金を元に10年くらいは暮らせそうです。その間に多くの選択肢を探せるはず、という気持ちが不安を減らしてくれています。
5,000万円、貯めるには?
60歳までに5,000万円あれば、
◎ 働かないことも視野に、ムリせずにゆったり暮らせる。
✕ 年金がもらえなくても、10年くらい生活できる。
5,000万円あれば、60歳以降は働かない〜ムリのない労働で暮らすことができそうです。
ただ、5,000万円も貯めるには毎年170万円の貯金を約30年続ける必要があります。
そんなのムリだよ、、、

年間170万円=月14万円の貯金が必要です。
「そんなに貯金が出来るわけない、、、」と思われるかもしれませんが子なし夫婦なら、ちょっとの工夫で実現可能です。
- 投資を始める
- 副業も検討する
当ブログではそんな子なし夫婦ならではの貯蓄方法も紹介していますので、読んでみてください。
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